『心の架け橋』優

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激しい雨の日

6月3日

 

僕は独身、28歳、会社員。

 

好きな事は喫茶店に行って珈琲をユックリ味わう事。大好きな喫茶店が有るのです。

 

ご夫婦で営んでいる素敵な喫茶店。コーヒーは最高に美味しくて、食事も美味しいのです。僕は休日になると必ずと言っていい程お伺いしているのでした。

 

いつも仲が良さそうな2人。笑顔が素敵な奥さん。マスターはカッコ良いのです。

 

きっと奥さんの年齢は40歳前後かな? 美人さんです。

 

そんな通い詰めている喫茶店。ある日、雨の日、奥さんが見当たりません。聞くことも変なので用事なのか体調でも悪いのかと・・??

 

次の休日、奥さんはいました。でも、様子が変。会話がない。奥さんの顔色も悪い。

喧嘩でもしているのか。。。。。。

 

 

そして、次の休日、雨、激しい雨、奥さんはいません。

 

あまり考えないようにしている僕でしたが。。。。。

 

何か気になり、激しい雨なのに、公園へ。駐車場には一台の車が止まっていました。

 

いつも見ていた車。そう奥さんの車です。僕は隣に止めると、奥さんが泣いていました。僕はドキドキしながら激しい雨の中でしたが、窓ガラスをノックしました。

奥さんはドアを開けてくれて僕を車の中へと。。。。。

 

話を聞く僕。涙を沢山流す奥さん。いつの間にか、奥さんは僕に寄り添っていました。

僕も確りと抱きしめていました。外は激しい雨。誰もいない駐車場。

 

僕はいけないと分かっていても、あやまちをおかしてしまった。

奥さんもあやまちと知りながら僕に身を任せた。

 

 

激しい雨の日の一回だけのあやまちでした。

 

 

 

 

その後、奥さんは店には現れなく、噂では離婚して実家に帰ったそうでした。

 

 

 

 

僕のいけない人生。僕も確りして奥さん探さなくては。。。。

 

 

 

 

 

 

お終い。