『心の架け橋』優

有料ブログ・心の架け橋・魂のお掃除

『三重県に来て』第1話

7月4日分

 

関東で生まれ、関東で育ち、波乱万丈人生を繰り返し生きてきた私。

 

三重県に来る決意をした時、当時、池袋にて対面鑑定師でした。

 

そして、私は余命宣告されていた月日を経過しました。

 

 

何回も降りてくる言葉。

 

三重県に行きなさい。お前の神様の大元。そこには、お前の力を必要としている方々がいる。少しでもお役に立ちなさい。

そして、長い間、お前を待っていてくれる大切な方がいる。その方に会いなさい。

余生をお前らしく生きる為に信じて行きなさい。

それがお前の進むべき道だと言うのです。

 

私は、思い切って身の回りを整理して、ボロボロの車を6万円で購入して、その軽自動車に積めるだけの衣類を積込、東京を後にして、一般道路にて三重県に向かいました。

 

伊勢神宮で有名な三重県。一度も行った事がない。そして、私の守り本尊様の大元がある。

伊勢神宮の鬼門を守る寺『朝熊岳金剛證寺

目掛けて17時間かけて着いたのです。

 

誰一人と知合いはいない土地。1人ボッチ。それも体一つで余命は過ぎていた。

誰が聞いても無謀過ぎですね。自分でも良く思い切ったと思います。

池袋にて鑑定師をしていれば、生活は安泰。それなのに神様から降りて来たお言葉を信じて行動した。

 

 

車を運転している時は、一般道路、ナビはスマホ、夜中も走りました。海沿いも山越えも有りました。色々な思いが込み上げて来た事は事実でした。生まれ育った関東へは二度と戻らない覚悟でした。余命も過ぎていたから余計に様々な思いが込み上げてきたのだと思います。これは私にしか分からない想い。人生を幼少期から振り返って現在までの波乱万丈の

 

 

人生、そして、余命宣告、過ぎていた宣告日、そして、一度も行った事のない土地、神様のお告げの土地へ向っている。不思議と不安は無く。人生を振り返る思いだけでしたね。経済的には何もない。財産も預金もない、裸一貫。波乱万丈人生の通りでした。

それでも、不安は無く。ほんと不思議な感覚でした。

守り本尊様の麓に行ける。

自分を長い間待っていてくれている人がいる。誰なんだろう。しる訳がない。

どうやって巡り合えるのだろう。

自分で探さなくても会えるのだろうか。

色々と考えてはみましたが、無心で待っている。と言う答えに辿り着きました。

無心で焦らないでその大切な方と巡り合える日を待とう。余命が伸びている。きっと大丈夫だ。その様に心を安定させていた事を思いだします。

 

 

 

 

続く。