10月26日
主人と私、両親の4人家族。子供はいない。
私が、59歳の時。
悲しい現実が私を襲うのでした。
長い夫婦生活、でも子供には恵まれなく、でも家族4人で何とか楽しくは生きて来ていました。
それなりには、夫婦喧嘩もするし、私の実の両親ですので、母との喧嘩は頻繁に有り、言い争いは一日に何回もしていました。
それでも、楽しく笑ったり過し手ていました。
主人はおとなしく喧嘩には口を挟まない。揉め事の嫌いな人です。
ある日、父が突然、家の中で『バターン』と大きな音を立てて倒れました。
その日は私達も休日の日で家族全員、家にいました。
慌てた私は、オロオロ お父さん!って声をかけるだけ。
主人が冷静に救急車を呼んでくれて父は搬送されたのですが、悲しきかな帰らない人となってしまいました。心筋梗塞との事でした。88歳で天国へと突然旅立ってしまったのです。
そして、父親を送り出してまだ3ヶ月しかたっていない時。
私は会社にいました。近所の小さな会社、私は事務員。一本の電話が鳴ります。当然の様に、はい。〇〇会社です。と電話に出る私。すると、電話の相手は近所の友達からです。
落ち着いて聞いてよ。と前触れが有り、お母さんが倒れて、いま、救急車で、〇〇美容院に運ばれているの。と、連絡をくれたのです。
私は、主人に連絡して、直ぐに運ばれる病院へと向かったのです。嫌な感じが襲ってきた。父と同じ嫌な感じ。襲ってくる不安、不安、もう車の運転もおろそかになる。
運転も危険と感じる。落ち着け、落ち着け、と自分に言い聞かせる。
病院に到着。急いで受付へ。
すると、
続く。