11月1日
彼女は、その様な話なら帰って下さい。とハッキリ言うのでした。
今更聞いても仕方がない。彼の考え方もやり方も分かった。その結果自分には合わない人と結論を出したのです。
彼女の守護霊、先祖が彼女を導いていたのでしょうね。守られていたのです。
皆さんが期待する変わる彼はいないのです。このまんま別れる2人なのでした。
残念、残念。
2人共自分を譲らないのです。仕方がないのです。
時は過ぎ、あれから約7ヵ月。
彼は、どうしているのか。
彼女は彼の事務所のまわりもウロウロしない。気になるけど別れた人と位置づけしていたのですが。
彼はまたまた彼女に近づくのでした。仕事は以前としてバイトだけ。本業は殆どしていないのでした。
彼は、彼女に以前のお金を少し返済しようと彼女に会うのでした。
ピンポーン。彼女の自宅のチャイムが鳴る。は~い、と彼女、玄関には元彼の姿が。
えっっ と驚く彼女。彼は少し時間を下さいと冷静。そして、彼は少しづつですが、毎月返済したいと言って来たのです。振込で返したいので振込先を教えてときたのでした。
提示された金額は僅かな金額。彼女は返してくれなくても良いです。と断るのですが、何回も完済したいと訴える彼。
彼の申し出を受け入れたのでした。
そして、半年経過。付き合ってはいないので会ってはいない2人。返済は約束を守ってくれている。彼女の心は安定して来たのです。
バイトとは幾つかのバイトをしていた。昼、夜、関係なく仕事がある時に働くって感じ。元々自炊なんてしない彼は、食事が片寄り痩せて行った。肉体的に弱って行っていたのでした。
彼は段々と怠さが残る。病院へは行っていない。
そんなある日の事。彼はバイト先で倒れるのでした。
救急車で運ばれた彼。 彼の連絡先は誰もいない。そう、彼は身よりはいないのです。
疲労と検査と言う事で入院する事になるのですが。・・・保証人もいないのでした。
続く。