11月30日
私は夜の仕事。もう長く務めている。
夜はよるでも工場の夜勤勤務。コンビニのお弁当を作っています。
流れてくる。次から次へと休む間なく流れてくる。矢かむ事をしらない流作業。
最初は、私に無理と思いながらも、やっとの事で仕事が出来るようになり、今ではベテランと呼ばれている。私は10年選手になっていた。
まぁ~寂しいかな。友達とも遊べる時間が合わなくて、1人1人といなくなる。
工場では友達は出来ない。みんな疲れ切っている。暗い職場。年齢も違うし、みんな早々に止めてしまう。そうなの厳しい作業なのです。賃金は普通だし、良い事はない。
あっっぁ。この先も私は恋人も出来ないのかな。仕事を変えようかな。仕事の責任にしている私。
だってね、出会う時がない。私はもう32歳になった。売れ残りの組に入らなくては。
この仕事していたら完全に売れ残り組。
仕事中
あの~これはどうすればよいのですか?
と、うかない顔の男の子。誰も教えて上げない。そして私の所へと来たようでした。
彼の抜けている場所は大変な事に!
流れ作業ですから1人抜けるのには準備しなくてはならない。この子は勝手に抜けて来た。そこのラインの方は怒っている。でも、怒る前に教えてあげないとならない。
あっっぁ。これはこうなのよ。と教えてあげると、笑顔で有難うございました。と戻る彼。
そして、仕事も終わり、朝です。車の駐車場へ歩いていくと、彼が走って来ました。
暖かい珈琲を片手に、さっきは有難う。助かりました。ラインの方達は誰も教えてくれなくて。こんな会社やめようと思います。
えっ 早い決断の彼。聞く事によると入社してまだ3日目。正社員でもないし辞めるとの事。私にはお礼の珈琲を。律儀な男の子でした。
そして、男の子に連絡先を聞かれた私。
続く。