『心の架け橋』優

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『守護霊のボヤキ』第6話 

12月20日

 

先祖は良い自分に成り代わって悪い自分と戦うと決めた。

 

守護霊はその事を承諾した。許しを得た先祖達は!

 

 

『おいおいおい! こら! 出てこいや!』

 

と、行き成りの喧嘩口調!

 

対抗する悪い自分は、(うるせ~な! 誰が騒いでいる! うるせ~んだよ!)

 

まぁ~この様な口調で始まるのでした。

 

 

 

最初から全てを話すると大変なので、要所、要所を話しますと、

 

静かに話してもやっぱり分から無いようだな。

しかたないな。

 

うるせ~な、ゴチャゴチャうるせ~んだよ! 俺は誰の話もきかね~んだよ!

 

ビシ、ビシ、ボコ。 おらっー! ビシ、 殴る蹴るの連続

 

おらっ~! 飛び蹴りで対抗してくる。そして、パンチも帰ってくる。

 

どちらも譲らない殴り合いとなる。話し合いなど到底無理な状況。

殴り合いも仕方がない手段なのか。そこまで行かないと悪い自分はどうにもならない。

静かにさせなければ、コイツの人生は終わる。生きていても廃人となる。先祖は最後に必死で戦うのです。

 

勝負は着かない。どちらも譲らないのでした。

 

私は見ていて感じた。コイツはともかくとして。先祖達の思いに心を打たれた私。私は決めた。先祖達に力を貸し与えると。そして、先祖達に私の力を自由に貸し与えた。

ジリ、ジリ、と、私1人分の力が加わり、状況が変わりつつあった。

 

 

若い皆さんは知らないだろう。(明日のジョー)力石との闘い。私が加わるまでは、正しくその様な戦いだった。私が加わり勝負は着いたのだ。

 

先祖達が初めて全てをかけて戦った。その思いが勝った。私の力も加わって勝てたのです。私は見捨てるやり方も取る、守護霊、守護霊とはどなたの守護霊でも同じ、見捨てる事をする。這い上がって来い。と願いを籠めて見捨てるのです。

 

今回は、見捨てた後に、先祖達の思いによって私は力を全て預けた。その結果、悪い自分に初めて勝てたのです。

 

 

 

 

続く。