『心の架け橋』優

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『大きな分かれ道』第5話

2月24日分

 

彼のその後の様子は報告が有りました。

 

見られて恥ずかしくなくなった。

 

彼は、次のステップへと自ら進んだのでした。

 

ピエロの姿のまんまで、話しかける。子供に話しかける。すると、子供は喜んでピエロを馬鹿にしてくる。或は、手を握ってくれる。お母さんも良かったねと子供に話しかけて、私へも話しかけてくれる。なんだ!普通に話が出来るぞ!

 

そして、駅前から商店街を歩き、話しかける。楽しいぞ!と思えて来たそうです。

 

守護霊様の先を見抜いた導き方。えっっ? と思わせた言葉とは、彼の先を確りと見ぬいていたのです。彼は、見事に苦手な所を克服したのでした。

 

そして、彼はチャレンジ続けます!

 

人生を変えるチャレンジ! 新しい就職先を決めます。

 

そこの会社とは!

 

朝 6時に出社 営業約20名。

 

自分の机の上に乗り、立つ! 大声で叫びながら、座ったり、立ったり、繰り返し叫ぶ!

叫ぶ言葉とは何でも良い。

 

今日は契約絶対取るぞ!

 

今月は100万稼ぐぞ!

 

絶対〇〇には負けねーぞ!

 

何でも良いのです。ただ、ひたすら大声で叫ぶのです。 約15分。

 

その後に支店長から、アポ取の資料が配られる。貰える営業マンは成績が出ている者。

成績が出ていない者は、アポ取の資料がないのです。ただ外に出て行き事務所からのアポが取れるのを待ち、その日は行き先が0の時も有るのです。

 

そうして、朝、8時になると、電話のアポ取の女性人が約100名揃うのです。

 

エレベーターの前で、言ってくるぞと叫ぶ営業マン、行ってこいと見送る女性人。

皆さんの知らない世界。訪問販売の恐ろしい会社だったのです。

 

販売するのは、アポ取の出来たお客様宅へ訪問する。そこで、販売する物は1つだけ。

 

40万円の物。特になくても良い商品。それをクレジット販売するのです。

 

デモンストレーション! 約30分かけてするのです。そこで売れるか売れないかなのです。

 

まるで、役者になりきらないとお客様に伝えられない。

 

普通の訪問販売とも違う恐ろしい仕事だったのです。

 

彼は?

 

 

 

続く。