2月27日分
少年は話し始めた。
強く感じた所が有ります。それは、あの建物の所です。
と、少年は指をさします。
あの場所を通る方々があの建物を邪魔だと言っています。
使っていない建物なら壊した方のが良いと感じました。
すると、ご夫婦は、えっ?
なぜ? 誰も敷地に入ってこないのに。誰も通らないわよ。
と、すると少年は、霊が通る道の真ん中に有る。みんなには視えないの?
影の様に視えるでしょう?
しかし、誰も視えないのです。
その他には何も感じないです。と少年は感じた事の全てだと言いました。
そして少年は送って貰ったのですが。
それから、暫くして再度、ご夫婦が訪れて来ました。
言われた建物は古く使っていないので取り壊したと。
えっっ、少年は壊したのですか。それじぁもう邪魔にされないから悪い事は起こらないですね。と答えた記憶が有ります。
時が絶ち、ご夫婦は少年の家にお礼に来ました。
あれから、不思議と良い事が続いている。不思議です。悪い事は無くなったし、嘘のようです。教えてくれて有難う。とお礼に来てくれたのです。
少年の視えた霊、霊が邪魔だと言っていた事。
今思えば、霊魂の通り道に、建物を後から立ててしまった。だれでも怒りますね。邪魔だと。
不思議な話でした。
土地とは恐ろしいものです。昔、昔にその土地で何が有ったのか?
多くの土地は何があったかなど知りません。土地に付いて入る霊魂も沢山います。
ですから、建物を建てたり、整地したりする時は、土地に対してお清めをしますよね。
許してくれる霊魂、許せなくて怒る霊魂。その土地の霊魂とは。視えないですからね。
何をやっても、誰がやっても駄目な土地って有るよね。
事故も同じで引き込まれますよね。
信じる。信じないは自由です。でも、人間は何か不思議な事、理屈で説明できない事、
その様になってら、霊魂とか考えるのですよね。自分の身に起こらないと信じられないのですね。
でも視えなくて良いのですよ。視えてしまったら外に出かけられなくなりますからね!