『心の架け橋』優

有料ブログ・心の架け橋・魂のお掃除

『切ない恋物語』

6月26日分

 

彼・16歳

彼女・15歳

 

彼は母親と弟と3人暮らし。16歳だが働いている。

 

彼女は3年前にお父さんの仕事の関係にて関東へ来た。

 

2人は不思議と違う街に住んでいるのに巡り合いあっという間に彼の家で同棲するのでした。

 

彼の家には友達がいつも沢山遊びに来る。彼女も自然と仲良くなり、お嫁さんのように皆から可愛がられたのです。

 

時は、早くも3年が過ぎた頃。

 

1年前に実家(和歌山)に帰ったお父さんと家族。彼女は1人関東に残って彼と同棲をしていたのですが。

 

 

彼女は和歌山に(実家)帰る事となる。

 

2人は分かれる。決めたのでした。特に不仲な訳では無く、普通に仲の良い2人なのですが、2人の意思は固く分かれる事になりました。

 

彼女を和歌山まで送り届ける彼。

 

そして、2人は別生活となり、連絡も取らなくなる。

 

 

 

えっ ? なぜ ? と思いませんか?

 

それから、約6年後、彼女が病気で天国に旅だったと話が入りました。

その間、彼氏は作らなく、ご家族で仲良く過ごしていたと聞きました。

まるで、病気で早く天国に行くと彼女は分かっていたかのようです。

 

 

一方 彼も一切彼女は作りませんでした。モテる彼。若い時からモテる彼。

彼女と別れてからも友達としての女性は出来るが、恋人とはならない。

彼女は作らなかったのです。仕事が好きで仕事ばっかりの彼。

 

そして、彼の人生も早くに閉じるのでした。

彼が40歳になつた頃、病気が発覚し、数年で天国へと旅立ってしまったのです。

やはり、自分で士っていたのか運命を。早くして旅立つから一人で過していた。

 

2人は自分達の運命を知っていたのか。周りの方々はその様に話始めたのです。

 

最初の恋。夫婦生活と同じ生活を2人は満喫し、早々と自分達の運命を受止め別れ。

自分の運命を静かに過したのか。なんとも切ない話。

 

切なさが現実となった。本当に切ない恋物語です。

 

遠く離れた土地、お互いに心配をかけるから連絡さえ立ち切った。

お互いが相手の言を思い合い行動した。2人の考えだったのです。

 

同じ様なカップルがいたとしても、考えも行動も全く違ったかも知れませんね。

許される限り寄り添う。を選びカップルもいますよね。

 

2人の思い。考え。

 

物凄い決意。相手を思う心。みなさんも考え方が分かれると思いますが、このカップルの選んだ道。そう、自分達で選んで歩んだのです。

物凄く切ない心で貫き通した恋だったのです。

 

 

自分の進む道とは。進む道を選ぶのは自分。

 

自分の歩む人生とは。目先だけではなく遠い先も見据えなくてはね。

 

難しいと思わない。自分の人生の道だからね。

 

 

 

 

お終い