9月28日
2学期がスタート。当然 つまらない。 友達と遊んでもそんなに楽しくない。
私って異常なのかしら、こんなに彼の事が好きでたまらない。お母さんに相談しても
初恋よ。って笑っているだけ。彼に会いたい、会いたくて仕方がない。
あっっっ飛んでいきたい。
電車に乗って行ってしまおうか。もう私は1人でも行ける。そう思う。だって分からなければ駅員さんに聞けば良いのだから。
私はおこずかいは使わない。お年玉も使わないで持っている。3年分持っている。
全部で、18万円 調べてみると行ける!往復のお金とご飯代と行ける!
もう行きたくて行きたくて。行ったら帰って来たくなくなる。それも分かっている。
どうすれば良いの! 私はどうすれば良いの! おとなしくしていれば良いの。
そんな私の戦い。
彼も必死でこずかいを貯めていた。2人の考える事は会いたい。
進学の話の季節がやってきた。
私は迷わず話した。あっという間に却下された。せめて、高校になって行きなさい。
中学では早すぎる。駄目だと。もう反対の親。
あっっぁ。でも仕方がない。親が駄目だと言うのなら無理やりは不可能。
諦める2人。でも、高校の時に! 絶対にしよう。だってもう高校なら良いと言っている。
お互いの親に反対連れては困る。まだ子供同士の2人なのです。
それで、親にお願いしてね、春休みのデート、1日だけのデートを許して貰えたの。
場所は東京駅、私が新幹線で、彼は特急で。東京駅で待ち合わせの東京デート。
初めて1人で新幹線に乗って東京。ドキドキしたわ。富士山も見えたわ。
東京は凄い人。待ち合わせの場所へ駅員さんに聞いて間違えない様に私は行ったの。
彼は、少し前に着いていて待っていてくれたの。
彼の顔を見た瞬間に涙が出ちゃって。 彼に笑われたの
東京デート。2人で都会の真ん中。私は凄いと思った。田舎者の私がです。
彼と東京駅です。2人で手を繋いで街へでたの。 天気も良くてね。
続く。