1月2日
お婿さんにして下さい。
いやいや中々いないお婿さん。
お嫁さんの家は、『テキヤ』さん。露天商、ようは危ない一家の一人娘。
見た目は立派なテキヤさん、りんご糖やたこ焼きを登板している。扱う種類は沢山ある。大きい一家。地元では有名な一家。
お婿さんに入りたい子は、サラリーマンの次男。
んっっっ2人は、何所から見てもお似合い。テキヤが良く似合う2人。
お婿さんになれるのか。
組長は厳しかった。娘の彼氏と言う立場と言うよりも、最初からお婿さんに貰う様子。
若い衆も可愛がってくれる。しかし、地元だけでは無くて遠方へ出向く。
厳しい稼業なのです。
このお婿さんは目出度くお婿さんいれしました。今は若と呼ばれて幸せにしています。
私は衛生社の娘。誰もお婿さんなんて来てくれない。私は事務をしている。
あっっぁ。臭い仕事。あっっぁ でもね、昔は無くてはならない仕事。
今だからこそ、そんなに頼られない仕事。でも必要な仕事なのです。
衛生車を乗ってくれる人も中々見つからない。稼ぎたい人しか無理な仕事。他の仕事よりは稼げる仕事。求人を出してみたら。
私より2歳年下の子が。私は25歳。彼は23歳。
面接で一目惚れした2人。面接は当然合格。明日から来てもらえる。
わぁ~どうしよ。
話してみると凄く面白く、お金を稼ぎたいと言う。親の借金を返したいと言う。
それで内に来たとハッキリと言う青年だった。あっという間に仲良くなり、気が付いたら恋人と。
親も気が付き、2人は効かれました。付き合うのかと。彼はハッキリと言いました。
僕で良ければお付合いを認めて下さい。
そして、その後に付け加えて、反対されても付き合います。僕は本気で好きです。
まぁ~呆れた親は笑いながら好きにしろ。と、そして、驚いた。一言を。
おい、内の娘とくっつけ。一緒になってくれ。そして社長になれ。
えっっっっっ です。なんと口が悪いのか。
でも、彼は2つ返事で、はい。宜しくお願いします。
目出度く結婚したのです。
一瞬、えっっ と驚くような話。結婚ってどの様に結ばれていくのか分かりませんよね。
ほんの一例でした。