4月2日
私は43歳。彼は77歳。出会いは2年前。
2年前、私はバイトをしていました。必死で働いていた私。そのお店に現れたのが彼。
彼は優しかった。そして、寂しそうだった。可哀そうなお年寄りとしか思っていなかった。
バイトは飲食業、居酒屋です。彼は一人で来店してはお酒は飲まないで、料理を食べに来ていました。単品で一皿、一皿、美味しそうに食べる彼。その様な印象しかなかったのですが、ある日、彼のテーブルへ料理を運んでいたら、突然、誘われました。えっっ
私に! ちょっと待ってよ。もうお爺ちゃんでしょう。と最初は思ったけれど、不思議とOKしていた私。そこから始まった禁断の恋物語です。
初デートは彼の車で海の見える高級ホテルの最上階の高級レストラン。
私はこの様な贅沢はした事がありません。
愛しいコース料理を食べながら話し始める彼。
彼は子供もいるし奥さんもいる。ただ離れて住んでいる。
彼は広い家で一人で暮らしている。んっっ不思議な家族。でも、お金持ちなの?
彼の車も高級車、そして今も贅沢な食事、広い家。
身なりは清潔な紳士。彼はお金持ちなんだと確信していきました。
すると彼の話は・・・・・・。。。。。。
えっっっっ!
私と付き合いたい。ただの付き合いではなくてお金を払う。との事。
私は驚き、そして、怒りも感じました。私はその様な女ではない。
お金、ふざけないで! とは思いながらも、不思議と彼の話に引き込まれる。
そして、彼との付き合いが始まったのです。
当然 体の関係もあり、外から見れば親子のよう。しかし、中身は恋人。お金で支配されている恋人。でも、お金は口にしない彼と私。そっーと渡してくれる彼。
威張りもしない。とてもやさしい彼なのです。
続く