『心の架け橋』優

有料ブログ・心の架け橋・魂のお掃除

『変なオッサン物語』第5話

1月10日分。

 

まだ、4歳の頃。

 

母親の内職を手伝う少年。

 

そこには、ミーコも。

 

内職とは車の部品。小さなゴム製品のゴムのカスを手で取る仕事。

 

ゴムとはいえ!幼い子供の指では力が必要。数を重ねる度に指は痛い。

ゴムの匂いもつく。

大変な内職。

 

毎日、毎日、続く内職。

 

母親は黙って黙々と。

少年はミーコと話したり、知らない人と話したり。

 

少年にしか見えない人。

ねぇ、おばさん!とか、おじはんとか!

常に話しかけている少年。

 

母親は、いつもの事。気にもしなくなる。

 

近所の方々は、そんな少年を見ては!

内職を手伝う偉い子供。

しかし、見えない人に話しかけている姿は、精神的おかしい?可愛そうな子供。

と、してみられていたそうです。

 

あっー!おじちゃん!地震が来るよ!

と、少年が言うと!

おじさんはいない。

しかし!数分後に地震は来る!

 

地震を予言する少年。

不思議な少年

 

と思えば!

 

あっ!おばさんが来るってよ!と、母親に話す。

すると、本当のおばさんが来る。

予言する。不思議な子供。

 

ねぇ、母ちゃん!バス停に財布が落ちているよ!

と、少年は家で内職をしていると突然と見えているかのように言う。

 

母親は、何をいっているの?へんな子。

 

しかし、何回も少年は言う。

 

母親は、余りにも言うので!

 

バス停に行ってきたら!少年はバス停に!

 

すると、ほら!これ!

 

沢山入っているよ!と少年は言う。

 

財布を母親に渡す。

 

すると、驚いた母親!

財布の中には!沢山のお金が!

 

母親は少年にこう言った。

少年は覚えている。

 

この事は誰にも話してはいけないよ。

後でお巡りさんに届けるから。

 

と、しかし、その後、届けなかった事実を少年は知っている。

 

母親は、この子は不思議な力がある。

 

やっと、信じ始めたそうです。

 

 

 

続く。