『心の架け橋』優

有料ブログ・心の架け橋・魂のお掃除

『変なオッサン物語』第24話

3月20日分

 

そこには、毎日、仕事をしているお爺ちゃんがいました。

 

ブロック塀に思いっきりボールを投げ込む少年。

 

しかし、ブロック塀の中には仕事をしているお爺ちゃんがいる。

 

少年は嬉しくて思いっきりボールを投げ続ける。

 

バーン、バーン、ボールがブロッベイに当る度に音がする。

 

少年は嬉しくてボールを投げ込んでいたら!

 

コラッ―!煩い!何をしている! と、偉い剣幕で、お爺ちゃんが少年に怒鳴りつけるのでした。少年は、そうか、煩い。素直にゴメンナサイ。と謝り練習は中止となったのです。

 

お爺ちゃんは少年に言いました。

 

やっても良いけど私がいない時にやりな。そして、ストライクゾーンをブロッベイに印ても良いよと。

 

笑って言ってくれました。

 

少年は、ありがとうと言ってその日は帰りました。

 

それから少年はお爺ちゃんがいない事を確認してから許される時に1人練習をするのでした。

 

練習は、ストライクゾーンへボールを投げる。それと、家の庭でバットで素振りをする。これだけです。

 

たまに出来る大人達との練習。実践式を楽しみに頑張っていたのです。

この草野球の大人達は、高校野球経験者が殆ど。勿論、ピッチャー経験者もいて、少年は教えて貰う事も有るのでした。とっても楽しい一時なのでした。

 

そして、ある日、大人達は、少年に言いました。何日に練習し合いが有るからおいでよ。と。少年は喜んで、はい。と答えて、家に帰り直ぐ、母親に話してその日を試合に行けるように許しを得たのです。

 

試合当日、少年はワクワクしながら試合場所、いつもの大人達の練習場へ行くのです。

服装は、普段着。

 

大人達は当然、全員がユニホーム姿。まぁ~少年は試合を見に行ったので特別なんとも思いませんでした。

 

すると、少年に手渡された物が有りました。

 

えっっっ! 少年は えっっっ! すると、大人は、これ、お前に上げるよ。着替えなよ。と言うのです。そうです、ユニホームのお古でした。

 

嬉しくって直ぐに着替えた少年。当時既に少年の身長は、172㎝、大人と同じ体に成長していたのです。ピッタリサイズ! 

 

そして、またもや  えっっっ! 大人達は少年に言いました。

 

 

 

 

続く。