『心の架け橋』優

有料ブログ・心の架け橋・魂のお掃除

『僕はフロント』第5話

12月10日

 

B子は、元気になった。疲れが溜まっていたのでした。職場でも元気になって僕をからかい続けているのです。そんなある日の事。

 

B子から仕事以外にラインが届く。僕は明日が休み。B子は知っている。ローテーションで決まっているから知っているのです。そして、B子は今日が休み。

 

小馬鹿にする絵文字から始まり、僕も負けじと絵文字で対抗。あっ僕は仕事中ですが、お客様のいない時にライカを見て返信する。ですからね。仕事はしています。でも仕事中。結局はしては駄目ですね。  苦笑い

 

 

絵文字でふざけた後に、『仕事が終わったら家に来て』と、彼女からの誘いが。

 

僕は流れのまんまに『おー待っていろ』と返信してしまう。

 

『ほーい・待っているね』と、ラインは終わるが、僕は、えっっっっ ??? なんだろう? と、僕の頭の中は、スケベな僕だらけになってしまった。

もしかすると、あっっなって、こうなって、あっっっと、勝手に興奮している僕。

 

 

でも良く考えると彼女は年上で僕達は恋人ではない。そして、僕は彼女を美人とは思っていない。僕は美人が好きなのだ。彼女にその様な事を想像してはいけない。

あっっ僕は何なんだ。 B子にもしかすると惹かれて来ている? 好き? えっっ?

僕の心は? スケベ心 ?   それとも恋心 ?  うっわ~分からない!

 

と、仕事中は頭の中がグルグル回る。男にしか分からない、男の体の作り。

あっっっ男って面倒くさい。我慢する。押える。とは、かなりの力。理性か。あっっっ難しい。 僕は正しく男なのです。成人の正常な男なのです。

 

よし! 押さえて行くぞ! 彼女のいつもの遊びの挑発には乗らないぞ! 

 

僕は彼女とは同僚! 恋人ではない! 

 

もしかすると、この前のお礼にご飯でも作ってくれたのか。

 

 

 

続く。