2月15日
優鑑定
彼女の予約は60分。
最初に彼女から鑑定してもらいたい内容を聞くのですが・・・・。
彼女は私を見ると号泣。涙が止まらないのです。声にもならない。涙の勢い。
ハンカチでは無く、タオル記事の大きな物。
私は彼女の涙を受止めて見ているしか出来ませんでした。
そして、約15分後位
いいのですよ。流せるだけ流して下さい。そして、今だけでも心をスッキリさせて下さい。と声をかけると、またまた涙が溢れて来る。そして彼女は話始められたのです。
涙を流して、その場だげでも心を安定させたのです。
彼女の話です。
私は酒乱な両親、しかも賭け事に開け狂う両親を持ち、3人家族でした。
仕事も滅多にしない両親、酒、賭け事、私の事等関係なく、私の事は家に置いておく。
私のご飯等関係ない。子育て放棄でした。私を見てくれる方は親戚にもいなく私はがりがりに痩せこけた子供でした。
そして、母親の収入源である。内職。その内職を物心ついた頃よりさせられていました。私の役目は内職。両親は賭け事に出かける。そんな日々。日の様な日々が小学卒業まで続きました。私の服はボロボロ、貰い物もなく、それは惨めな服装でした。
両親は綺麗な服をきて車にも乗って。まるで、別の家族でした。
中学に入ると私への強要が強くなり、内職は多くなり仕事ばかりの日々となりました。
そして、中学を卒業しました。当然 進学では無くて勤める。勤める工場も決まっていました。そこは、住込み。他県となるので、私は心底 楽しみにしていたのです。
しかし、私の喜びはここで閉ざされたのです。ここで全てが閉ざされたのです。
数日後 私は勤務する寮へ引越しする準備が終わり荷物が出来上がりました。
その夜に 物事は動いたのです。大きな音を立てて私の人生は終わったのです。
続く。